INTERVIEW
この難しさが面白さ。
城南で、不動産業の最難関に挑む。
この難しさが面白さ。
城南で、不動産業の最難関に挑む。
株式会社スミカ
開発部 次長
下窪 紘史
2008年新卒入社
03
「こういう人になりたい」。
就職活動で重視したのは、20代でも活躍できる環境と、「人」でした。ハードワークは厭わないのですが、嫌な人とは働きたくないなと(笑)。スミカグループは入社2、3年目の若手でも自信を持って第一線で活躍しているし、営業会社にありがちな体育会系の雰囲気でもない。先輩社員と話して「自分もこういう人になりたい」と感じました。
用地仕入れというドラマ。
開発部の仕事は、新たに物件を建てるための用地(土地)を仕入れること。用地情報を紹介してもらい、そこにどんな建物を建てるか企画検討のうえ、購入するのが一連の流れです。土地の売主をはじめ、仲介業者、スミカの設計、建築、販売部門といった多くの人と協力が不可欠。一つとして同じ土地がなく、毎回違ったドラマがあるのが醍醐味です。
それは、不動産業の最難関。
用地仕入れでは、商品になる前段階の情報を扱います。調査不足や些細な思い違いがあっただけでも、億単位の損失に直結するのがこの仕事の難しさ。例えば、用地と道路の位置関係が少し違っていただけで、企画していた家が建てられなくなる。あるいは、契約書の言葉選び1つで会社が大きく不利になる。これらのリスクを、会社のメンバーや取引業者と協力しながら紐解いて、解決していくんです。現地調査を重ねたり、図面に書かれていないことまで読み解く力も求められる。その分、不動産を選別する目利き能力が養われます。
不動産業で一番難しいのが、この用地仕入れだと思います。その上、ここ城南は国内最高級エリア。求められる仕事の質も高く、取り扱う金額は世界屈指ではないでしょうか。自分を高めないと太刀打ちできない、そんな難しさが面白さでもあります。
仕事と人生の好循環。
難しいからといって、用地仕入れに関する勉強だけを必死でしているわけではありません。むしろ、仕事のヒントは違うところに転がっているもの。何事にも興味を持って取り組むことが、会社に新たなアイデアをもたらすと思っています。
それに、不動産の仕事は日常のすべてがインプットになるんです。自宅の家電を買い替えた、友人の家のネット環境を教えてもらった、入ったビルの内装が素敵だった。全部仕事に生かせるヒントです。逆もまた然りで、仕事で得られる知識は、人生にダイレクトに役立つものばかり。僕自身、プライベートで自宅の購入と売却を経験していますが、一般の人よりも目がきいて判断が早い分、いいものが買えると思っています。仕事と人生が密接につながって、好循環が生まれる。こんなに面白い仕事は、ほかにありません。
イメージを塗り替えたい。
不動産業界は体育会系、過酷といったマイナスイメージを持たれやすく、過小評価されていると感じます。一方、海外での不動産ブローカーの社会的地位は非常に高い。日本でもそうあるべきですし、その価値がある高度な仕事です。「不動産会社っぽくない」と褒められることも多い当社ですが、いずれこの業界自体のイメージも変えていきたいですね。
学生の皆さんへメッセージ
僕が新卒入社から15年間働き続けているのも、人とのご縁に恵まれたからこそ。就職活動中は会社名や事業規模、待遇などに目が向きがちですが、実際の仕事は「誰と働くか」に尽きます。ぜひ説明会やインターンシップに足を運んで、「こんな人と働きたい」と思える相手を見つけてほしい。その中でスミカグループとマッチングしてくれたら嬉しいです。